レビュー:映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
クレヨンしんちゃん9作目の映画である「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」のレビューを書いていきたいと思います。
内容
ある日、春日部で突然「20世紀博」というテーマパークが開催された。
昔のテレビ番組や映画、暮らしなどを再現し、懐かしい世界にひたれる遊園地に大人たちは大喜び。
でも、しんのすけをはじめとする子供たちには、ちっとも面白くない。毎日のように夢中になって遊びに行く大人たち…。
そのうちにひろしは会社に行かなくなり、みさえは家事をやめ、しんのすけがひまわりの面倒をみる始末。実はこれは、“ケンちゃんチャコちゃん”をリーダーとするグループの、大人だけの楽しい世界を作って時間を止めてしまう、恐るべき“オトナ”帝国化計画だった!
やがて大人たちは、「20世紀博」に行ったきり、帰ってこなくなってしまう。このままでは未来がなくなってしまう!
そこで、しんのすけら“かすかべ防衛隊”のメンバーはオトナたちを取り戻すために、「20世紀博」へ乗り込んでいくことにする。しかし、そこにはもうすっかり子供に戻ってしまった親たちが楽しそうに遊んでいた。
果たして“かすかべ防衛隊”は “ケンちゃんチャコちゃん”に勝てるのか!? そして、しんのすけはオトナたちを今の世界に取り戻し、未来を守ることができるのか!?
感想
私は20歳を超えて大人の立場で見ていました。確かに子供の頃に戻りたいと常に思い続けているのでここの大人たちの気持ちはよくわかります。
ですが、しんのすけが「早く大人になりたい」っと いう一言が昔の自分を思い出してしまい不思議な感じです。
大人になればできることを夢見ていた頃と今の仕事続きで逃げたい現在が入り混じり、現状の自分に不満が出てきます。
あれをしたい、これをしたいっというものがどんどん溢れ出て現在時間を無駄にできない気持ちでいっぱいです。
ひろしが今の家族が大切だから21世紀に戻るっという言葉は家族がいるからこその重みであり独身の私とは違う世界にいるのだなーと実感しました。
何か守るべきものがあるなら今を生きたいと思うのかもしれせんが現状は過去に戻りたい気持ちで一杯です。
今を楽しいと思えるためにも明日から全力で生きようと思わせる映画でした。